はじめに:こんな悩みありませんか?
- 「仕事がしんどいけど、転職するのが怖い」
- 「辞めたい。でも、次が決まってない」
- 「逃げたって言われるのが怖い」
実は、これは過去の私の悩みでもありました。
私は未経験からの転職に挑戦し、5社を経験してきました。
その中には“逃げの転職”もありましたが、結果的にキャリアを前進させる転機となったのです。
この記事では、同じように悩んでいるあなたに向けて
「逃げること=悪」ではないこと、そして転職に踏み出すためのステップをご紹介します。
【前提】転職の成功・失敗を決めるのは誰?
転職で悩む多くの人が、自分の「失敗体験」を避けようとします。
でも、それを評価しているのは“あなた自身”なのです。
実は、毎日の中に「小さな成功」「小さな失敗」はたくさんあります。
- 成功=自然に続いていること、再現できる行動
- 失敗=今はやらないように気をつけていること
このように定義すれば、あなたの中にも「成功も失敗も」ちゃんとある。
それを一度書き出すだけで、転職の自己分析の準備は整います。
【体験談】私の“逃げの転職”は成功だった
28歳の時、私は営業職として限界を感じていました。
毎月ノルマに追われ、予算達成できるかの上司からプレッシャー。
心も身体もすり減っていくのを感じて、気づけば電車に乗るのも嫌になっていました。
正直、「このままじゃ壊れる」と思って退職。
でも、転職サイトを見てもやりたいことは分からず、自分の市場価値も不安…。
そんなとき、過去の“成功と失敗”をノートに書き出してみました。
- 何かを作ることは好きだった
- 機械を触ったり修理するメカニックの仕事に憧れがあった
- 無理なノルマよりも目指すべき数値を追える仕事
この結果をもとに、「製造業」へ転職。
無理なく働ける環境で、自分らしく働けるようになりました。
【事実】逃げの転職が悪いという根拠はない
「逃げるのは甘え」と言う人もいますが、実際には次のようなデータがあります:
- 厚労省によると、新卒3年以内の離職率は30%以上
- 転職経験者の6割が「転職してよかった」と回答
- 20代後半の転職理由の上位は「人間関係」「職場環境の悪さ」
つまり、“逃げ”で辞めたとしても、それが転職理由の主流なのです。
【行動】転職前にやるべき3ステップ
① 成功・失敗体験を書き出す
→ 自分が自然とできたこと、失敗して避けるようになったこと
② 転職サイトで「求人」を眺めてみる
→ 本気で応募しなくてOK。
眺めるだけで世の中の仕事の種類がわかる
③ 身近な人の転職経験を聞く
→ ネットの情報よりもリアルな体験談は気づきが多い
【まとめ】自分の“今”を変えられるのは、あなただけ
逃げの転職=悪ではありません。
むしろ、“自分を守る手段”でもあります。
大事なのは、過去を悔やむよりも「これからどうするか」
まずは小さく、自分の過去を振り返ってみてください。
あなたが一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。