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フライパン選びに迷ったら?元キッチン用品営業が本気でおすすめするメーカー8選

家庭用品関係の仕事を4年間してきた中で、数多くのキッチン用品に触れてきました。
今回はその中でも使用頻度の高い「フライパン」にフォーカスして、国内外のおすすめメーカーをご紹介します。

料理好きな方も、これから始める方も、自分に合った一枚を見つけるヒントになれば嬉しいです!


フライパンメーカーって意外と知らない?

「フライパンのメーカーって思いつかない…」という方も多いのではないでしょうか?
特に料理をあまりしない男性だと、ピンとこないかもしれません。

ですが、ちょっと知っているだけで話のネタになったり、実用的なプレゼントにも役立ちますよ!

ちなみに、日本は包丁などの小物は強いですが、鍋やフライパンに関しては意外とイメージが弱いんです。
おしゃれなキッチン用品は海外製が多く、日本メーカーは埋もれがち…。でも、実は優秀な国産メーカーがたくさんあるんです!

国内のおすすめフライパンメーカー

まずは、私が営業時代に実際に触れて良かった、国内の信頼できるフライパンメーカー4社をご紹介します。

  1. 北陸アルミニウム
  2. ウルシヤマ金属
  3. リバーライト
  4. 藤田金属

個人的に好きなメーカーさん並べてみました。
普通に有名どころではあるので、よく知っている方からすると普通のラインナップです。


1:北陸アルミニウム(富山県)

1930年創業
アルミの加工が強いメーカーなので、雪平鍋などのイメージが強い
アルミの特性をよく知っているので、自宅がガスコンロであれば、軽く熱の通りも早いので調理用に1枚欲しい

2:ウルシヤマ金属(新潟県)

1948年創業
コンロで釜炊きが出来る商品などが有名だが、フライパンがとても優秀
何と言っても軽さ、ガス火用であれば、直径26cmのフライパンを比較しても群を抜いている
IH用も軽く丈夫なので、迷ったらこのメーカーで間違いはない、加工技術は日本の技術の高さを光っている。

3:リバーライト(千葉県)

1976年創業
ここが有名なのは何と言っても鉄フライパンの「極JAPAN」が有名ですね
と言うのも、私もこのユーザーで、鉄のフライパンの中でも、鉄初心者が使いやすいと評判のフライパン
特殊な窒化加工で錆びにくく、よくある鉄のフライパンよりもメンテナンスは楽なのが良い

4;藤田金属(大阪府)

1951年創業
町工場から始まり、現在は4代目の兄弟が革新を続けています。
鉄フライパンの技術はもちろん、デザイン性が抜群。ぜひ公式サイトを見てみてください。
焼き込み加工がされていて、油ならし不要でそのまま使えるのも魅力です。

以上、おすすめ4社なのですが
上記4社のうち、前半2社は「テフロン加工系」、後半2社は「鉄フライパン系」です。
ここでよく議論になるのが、「どっちがいいの?」問題。

テフロン!鉄! フライパン論争

結論:使い方によって選ぶのが正解です。

テフロンの良さ

  1. お手入れが楽
  2. 焦げ付きにくい
  3. 油を減らせる
  4. 安価

鉄の良さ

  1. 鉄分
  2. 焼き目
  3. 仕上がり
  4. 長持ち

選び方のコツは「使用シーンを想像すること」
毎朝サッと卵焼きだけ作りたいならテフロン。
料理を楽しみたいなら鉄も◎。無理せず、使い勝手で選びましょう。

海外のおすすめフライパンメーカー

ここからは、世界的にも評価の高い海外フライパンメーカー4社をご紹介します。

  1. ビタクラフト
  2. フィスラー
  3. T-fal
  4. スキャンパン

1:ビタクラフト(アメリカ)

多重構造の無水調理鍋が有名。
実はフライパンにもその技術が活かされており、ステンレスの熱効率の良さが魅力です。

2:フィスラー(ドイツ)

人間工学に基づいた設計で、使い心地抜群。
ステンレス・コーティングなど多彩なラインナップがあり、万人向けです。

3:T-fal(フランス)

言わずと知れた“取っ手の取れる”代表ブランド。
量販店でも手に入りやすく、幅広い価格帯とシリーズ展開が魅力です。

4:スキャンパン(デンマーク)

セラミックチタンコーティングが特徴で、なんと10年保証付き。
北欧デザインが美しく、使いやすさも◎。

以上が4社をラインナップしました。
EU系は健康意識が高いので、グリーンパンなどセラミックフライパンなどもあるのですが、
普段使いで、さっと使いたい派だとコーティングのあるものを選びたくなります。

IH?ガス?使用環境で選び方が変わる

キッチン環境によって、フライパンの適正は変わります。

IHの場合:

  • EU系メーカーがおすすめ
  • 底が厚い製品を選ぶことで、歪みにくく長持ちします

ガス火の場合:

  • アメリカ系・国産の軽量タイプが◎
  • 火力の強さにも耐える設計がポイント

IHの場合は特に「底の厚み」を重視してください。薄いと磁力で歪みやすく、寿命が短くなります。

まとめ|あなたにぴったりのフライパンを見つけよう!

今回は、私の経験をもとに国内外のフライパンメーカーをご紹介しました。
知識があると選ぶのも楽しくなりますし、料理へのモチベーションも上がります!

日々の調理に寄り添う一枚だからこそ、生活スタイルに合ったフライパン選びをぜひ楽しんでください。

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